(写真:夫と小太郎) 書いてる人:ライラ
by XXhousewife
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失いたくないものばっかり
ずいぶん前に大野くん目当てで買った雑誌。
Rockin' on Japan系列の雑誌なので、めくれどもめくれどもジャニーズ!という雑誌ではなくそれなりに読み応えがあるものなのに、大野くん以外は読んでなかった。不思議なことに、めくれどもめくれどもジャニーズ!な雑誌は(ちゃんとは読まないが)ほぼ目を通すのにね。なんでだろうね。内容が無いので気楽にめくれるのと、どっかに大野くんがいないかなぁ、と言うミーハー情熱でしょうか。
とりあえずそこには松潤が『花男ファイナル』のことで載ってたり(つまりはRockin' on Japanよりはミーハー向けな雑誌だと思います)してたのは知ってましたが、阿部サダヲ氏とクレイジーケンバンドの横山剣さんの対談とかAikoとかゆずとか、大好きなYUIちゃんとかが掲載されているのは今日まで知りませんでした。
そして、YUIちゃんのインタビュー記事に「失うものなんてないからこそ集中してきた」という一文を発見。ほほ~っと薄目になった38歳目前の私。もうおばちゃん丸出し発言ですが、「若いから言える台詞だよなぁ」と。本人はいたって真剣にそう思ってるのは分かりますし、そんなに軽い発言でないことも分かります。30代前半くらいまではそんな若者の発言も真摯に受け止めることも出来ましたが、今はもう直視できないかも(笑)
こうやって私は歪んだ大人になっていくのね。
失うものなんて何もないと思ってた時もあり、そこから状況としては何ひとつ変っていない私。でも、気づくと失いたくないものばかりです。以前は無かった「失う」ことへのリアリティだけが増してきています。わが身を振り返るだけでも、「まだ何も成し遂げてない自分」を見つけて、30代前半くらいまでは「何かを成し遂げたい」というのがアプローチの動機の中でそれが出来ない自分にダメ出ししたり、環境に文句つけたりでしたが、現在は「今、出来ることをしよう」というほぼ現状維持が私の一番のプライオリティです。
これから何も得ることはできなくても、今あるものを失わないようにしよう、という必死さが今の自分の原動力(笑)
夫の父親は51歳で他界しました。
夫はもう数日で40歳を迎えます。「30歳から40歳の10年、本当に早かった。40歳から50歳の10年はもっと早いだろう。そうしたら、すぐにおとうの死んだ年になるんだよ。オレももうすぐ死ぬんだなぁ」と言います。後10年で夫とお別れなんて考えたくもないけれど、そう思えばもう本当に一瞬たりとも無駄に出来ない、というか。それはちょっと大袈裟だけど、もう「こういう自分になりたい」と思い描きながら生きるより、今の自分でいいから、夫と小太郎といる今を大切にしよう。
本当にそう思います。
まぁ、重い話はそういうことだし、軽いところなら、肌の衰えとかね、髪の毛のハリ・ツヤとかね。内臓脂肪とか歯とかね。表皮から五臓六腑に至るまで、ピークなんかとっくにこえて、下り坂の途中で「この坂どこまで下るの~?」と叫びながらも、どこまで下るかは今は知りたくないです。
若さゆえの傲慢も、若いうちは許される。
それでいいのです。そうじゃなきゃ、成長期のホルモンバランス崩れまくりのあの荒波は乗り越えられないでしょう。そのバイタリティゆえに「失うなものなんてなにもない!」とほざいている若者の溢れるまばゆいばかりの光には思わず目を細めてしまうのです。
子どもがいないので、結構つい最近まで「失うものなんかないな~」なんて軽く思ってました。地球滅亡のその日が来ても、子どもがいないだけまだ諦めもつくかなぁ、なんて。小太郎と一緒に死ねるなら、それも悪くないかもなぁ、などと不健康な妄想をしたことも。多分、私は大事なものを見落としていたんでしょうね。
失いたくないものがこんなに沢山あると気づいてからの私。あまりキライじゃないのが救いでしょうか。
Rockin' on Japan系列の雑誌なので、めくれどもめくれどもジャニーズ!という雑誌ではなくそれなりに読み応えがあるものなのに、大野くん以外は読んでなかった。不思議なことに、めくれどもめくれどもジャニーズ!な雑誌は(ちゃんとは読まないが)ほぼ目を通すのにね。なんでだろうね。内容が無いので気楽にめくれるのと、どっかに大野くんがいないかなぁ、と言うミーハー情熱でしょうか。
とりあえずそこには松潤が『花男ファイナル』のことで載ってたり(つまりはRockin' on Japanよりはミーハー向けな雑誌だと思います)してたのは知ってましたが、阿部サダヲ氏とクレイジーケンバンドの横山剣さんの対談とかAikoとかゆずとか、大好きなYUIちゃんとかが掲載されているのは今日まで知りませんでした。
そして、YUIちゃんのインタビュー記事に「失うものなんてないからこそ集中してきた」という一文を発見。ほほ~っと薄目になった38歳目前の私。もうおばちゃん丸出し発言ですが、「若いから言える台詞だよなぁ」と。本人はいたって真剣にそう思ってるのは分かりますし、そんなに軽い発言でないことも分かります。30代前半くらいまではそんな若者の発言も真摯に受け止めることも出来ましたが、今はもう直視できないかも(笑)
こうやって私は歪んだ大人になっていくのね。
失うものなんて何もないと思ってた時もあり、そこから状況としては何ひとつ変っていない私。でも、気づくと失いたくないものばかりです。以前は無かった「失う」ことへのリアリティだけが増してきています。わが身を振り返るだけでも、「まだ何も成し遂げてない自分」を見つけて、30代前半くらいまでは「何かを成し遂げたい」というのがアプローチの動機の中でそれが出来ない自分にダメ出ししたり、環境に文句つけたりでしたが、現在は「今、出来ることをしよう」というほぼ現状維持が私の一番のプライオリティです。
これから何も得ることはできなくても、今あるものを失わないようにしよう、という必死さが今の自分の原動力(笑)
夫の父親は51歳で他界しました。
夫はもう数日で40歳を迎えます。「30歳から40歳の10年、本当に早かった。40歳から50歳の10年はもっと早いだろう。そうしたら、すぐにおとうの死んだ年になるんだよ。オレももうすぐ死ぬんだなぁ」と言います。後10年で夫とお別れなんて考えたくもないけれど、そう思えばもう本当に一瞬たりとも無駄に出来ない、というか。それはちょっと大袈裟だけど、もう「こういう自分になりたい」と思い描きながら生きるより、今の自分でいいから、夫と小太郎といる今を大切にしよう。
本当にそう思います。
まぁ、重い話はそういうことだし、軽いところなら、肌の衰えとかね、髪の毛のハリ・ツヤとかね。内臓脂肪とか歯とかね。表皮から五臓六腑に至るまで、ピークなんかとっくにこえて、下り坂の途中で「この坂どこまで下るの~?」と叫びながらも、どこまで下るかは今は知りたくないです。
若さゆえの傲慢も、若いうちは許される。
それでいいのです。そうじゃなきゃ、成長期のホルモンバランス崩れまくりのあの荒波は乗り越えられないでしょう。そのバイタリティゆえに「失うなものなんてなにもない!」とほざいている若者の溢れるまばゆいばかりの光には思わず目を細めてしまうのです。
子どもがいないので、結構つい最近まで「失うものなんかないな~」なんて軽く思ってました。地球滅亡のその日が来ても、子どもがいないだけまだ諦めもつくかなぁ、なんて。小太郎と一緒に死ねるなら、それも悪くないかもなぁ、などと不健康な妄想をしたことも。多分、私は大事なものを見落としていたんでしょうね。
失いたくないものがこんなに沢山あると気づいてからの私。あまりキライじゃないのが救いでしょうか。
by XXhousewife
| 2009-09-06 20:57
| 独り言