(写真:夫と小太郎) 書いてる人:ライラ
by XXhousewife
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環境で育ちます。
小太郎の遊び相手はもっぱらお父さん(夫)です。
うちのお父さんは中々遊び上手というか…。ぬいぐるみ一つ取り合うにしても、フェイントをかけたり、裏をかいたりするので、小太郎もいつの間にかフェイントをかけて、裏をかく犬になってしまいました。
他の犬と遊ぶときにもそれをやるので、ちょっと困ります。
そんな我が家の最近の定番は、お父さんと小太郎がぬいぐるみの取りあっこをするのですが、小太郎はお父さんに敵いません。小太郎はお父さんをじっと見て、お父さんのスキを伺います。
そこで、お父さんがわざと油断するフリをする、という遊び。
例えば、私と会話する。
(私)「あ、そういえば、お父さんさ~」
(夫)「ん?なになに?」(と言いつつ、ぬいぐるみを床に置く。)
(私)「いや、だからあれがさ~」
(夫)「へ~、そうなんだ~」
と(会話に内容は全くなし)、やってると、"いまだっ!"とばかりに、小太郎はぬいぐるみに飛び掛るのですが、そこはお父さん、さっとぬいぐるみを取り上げて、小太郎は悔しい思いをする、という。
いや、たまに成功するけど(笑)
それをず~っと続けてて、会話だけではお父さんが油断してないことを分かるようになると、全然飛び掛ってこないので、私がわざと「あ、お父さん、あっちでね~」なんて言って視線を別方向にそらしたりすると、その隙に飛び掛ったり、と、中々小太郎はこちらの意図が分かっていて頭がいい。
そんな進歩を続けていた小太郎ですが、昨夜は驚きでした。
例のごとく、「会話するフリ」をしていたのですが、その会話の間、小太郎が全然違う方向を見だしたのです。「あれ?もう飽きたのかな?」と思ってみていると、小太郎は顔の向きだけ全然違う方向を見ているのですが、かすかに視線はぬいぐるみへ…。
こ、これは!小太郎が、ぬいぐるみに興味のないフリをしている!
と気づいてから時間にして裕に2分←計った。
あいつは全くあさっての方向を向いたままピクリとも動かず、こちらが油断するのを待ってるの。それも立ったまま首だけ横向いて。
その姿が、もう二人でおかしくておかしくて。でも、こらえて会話のフリを続けていたら、徐々に尻尾がぴくぴく動いて(笑)
なんのタイミングか知りませんが、「いまだ!」とぬいぐるみ目掛けてかかってきました。
もう大爆笑。
「尻尾が、尻尾が~」と言って夫と大笑い。
いや~、動物って利口だね。昔、友達の家で、ボールを取りに行ったフリをして、そのまま家出した犬を見たことあるけど(取りに行ったはずのボールはその影に隠して)、あんな衝撃。そういえば、その友達も、フェイント上手な面白い人だった。
そういう高度な遊びばかりしてるので、普段私と二人きりの時は小太郎さん遊んでくれません。「お母さんとじゃつまらない」んだって。また息子だからだろうね。お父さんにそっくりになるもんです。
昨夜みたいにそんな風に、言葉のない動物と、すごい理解しあってるんだな、とか、繋がってるんだな、と感じる時はすごく気持ちがあがります。あ~、面白かった。
お母さんは日常。お父さんは娯楽。
by XXhousewife
| 2009-08-25 15:34
| 小太郎さん