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(写真:夫と小太郎)  書いてる人:ライラ


by XXhousewife

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take it easy

検査の二日目。
その前の検査後の腹部の状況を見て、先生と診察でした。
卵管が両側塞がっていて自然妊娠は無理となりましたので、体外をすることにします。

今回、治療を再開した時点で体外を見込んでいたので、望むところです。
先生は気を使って下さったのか明るく「落ち込む暇はないぞ」という雰囲気でお話して下さいましたが、大丈夫です。ちゃっちゃと行きましょう、ちゃっちゃと。

正直、卵巣年齢も少しだけ若くて、卵管も通ってて…「じゃあ、何回か人工授精をやって…」とならなくて良かったです。体外に迷いがなくなった今となっては、「もうこれしかないね」と思える状況であったことはありがたい。

卵管が塞がっていたという事実に、なんかかげながらショックを受けている自分を心の片隅に感じますが、「いつから塞がってたんだろう?」とか「何が悪かったんだろう?」とか考えても仕方のないことよ、と慰めています。


今はとても気が楽です。
強がりでもなんでもなくて、私はもう子どもがいてもいなくてもどちらでもいいのです。最初からいないので良さも分からないし。
心境としては以前書いた(8/5記事)時のままだし、また、夫の子どもがこの世に誕生できるチャンスがあるとして、そこに私が頑張る必要があるなら、頑張ってもいいな、と言うのが現在一番の動機。

頑張りも永遠じゃないし。
以前は「このトンネルはどこまで続くの~?」と思ったし、途中で耐えられなくなって無理くり地上に出てしまった私ですが、今もしトンネルに入ったとしても、先が見えるような短いものです。
もうタイムリミットだし、もしかしたらもう過ぎてるかもしれない。
最後のチャンスなら、頑張ってもいいかな。
そんな感じです。

こういうネタをなんで書くかなぁ、心配かけるだけなんじゃないかなぁ、とか思いますが…。

色んな人生があるってことの一例くらいな感じで。
子どもがいない人生は寂しい。それは本当だと思います。でもそれは「=(イコール)不幸」ではないので。
夫と出会い、小太郎と出会うその人生に子どもが授からないことが条件であったかもしれない。そうだとしたなら、最初にそれが分かっていたとしても、私は夫と小太郎と出会う人生を選びたいと思うほど幸せなので。だから、その寂しさの正体が分かっていれば、悪いものでもありません。

と、そんなわけで相変わらず真剣味には欠けますが、とりあえず、やる気は満々です。
痛いだの、辛いだのいいながら、泣きたいときは大泣きしつつ頑張りますよ。

ま、もしかしたら、神様が卵管塞がるの待ってたのかもしれないしね(笑)
何が吉と転ずるかは分からないものです。
人間万事塞翁が馬。


近々夫婦でナース面談してきます。


そういえば、病院のK院長がうちの夫の職場のM山動物園のご贔屓さんでした。
「旦那は土日しか休みないのか?」と聞かれて、「ちょっと休みが不定期なんです~」という話から、動物園に勤めていることを教えると「なに?俺はキナコとレディのアニマルファミリーだぞ」という話になり、結構盛り上がりました(笑)。
後でナースさんが「…先生…後がつかえてるんだから…」と言いたげな目でにらんでいました。

動物園パワー、偉大です。
by XXhousewife | 2009-10-23 00:17 | 不妊よもやま

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